安全な場所を確保する

家の外での防犯対策として有効なのは、いざという時にどこに逃げるかをきちんと把握しておくこと。
もちろん、防犯ブザーなどの防犯グッズを持ち歩くことも大切ですが、いくら防犯ブザーを持っていたとしても、ならしても近くに人がいない状況であれば意味がありません。

そうなると、自分の力で一刻も早く安全な場所に逃げることが必要となりますが、そうそう遠くまで走って逃げることは、よほど体力に自信がない限りは難しいでしょう。

ましてや小さな子供であれば、大人の足で追いかければすぐに追いついてしまいます。
そのため、そのような緊急時に、長い距離を走って逃げることは現実的ではないのです。
そのようなときに、すぐに確実に安全な場所に逃げ込むことができるようにしておくことはとても重要なこと。

「とはいっても、いきなり他人の家に飛び込むわけにはいかないし、どうすればいいの?」と思うかもしれません。そんな時に助けとなるのが、地域の防犯に協力している商店やコンビニです。

最近は、それぞれの地域でその地域の防犯活動に協力し、いざという時の逃げ場所となる場所を提供している店舗やコンビニなどには、目印となるのぼりやステッカーが設置されていることが多いのです。

名称は地域によって違いますが「子ども防犯の店」や「子どもと女性を守る店」といった名称であることが多いようです。

また最近は、店舗だけでなく、タクシーや路線バスでもこのような取り組みが行われ、いざという時に避難場所としてそのタクシーやバスの車内に駆け込むことができるというものもあります。
さらに、個人の自宅でこのような避難場所としての受け入れをしている家がステッカーを掲示するケースもあり、改めて探してみると意外と多くの場所でこのような避難先を見つけることができるはずです。

このような場所は、いざという時に探そうとしてもすぐには見つけられないもの。
日ごろから、普段利用する道や自宅周辺のどこにそのような場所があるかを把握しておくことが大切です。

また、お子さんと一緒に、学校から自宅までの通学路を一緒に歩き、
どこにそのような店があるのかを一緒に確認するのもいいかもしれませんね。

さらに、当然のことながら非常時に最終的な助けとなるのはやはり警察ですから、
最寄りの交番がどこにあるのかについても確認しておくと良いかもしれません。
駅前の交番は知っていても自宅から一番近い交番というのは意外と知らない人が多いものなんですよ。