集合ポストを考える

マンション暮らしで注意をしたいことにはたくさんありますが、そのなかでも集合住宅ならではといえるのが、ポストに関する問題ではないでしょうか?
通常の一軒家の場合には、郵便ポストというのはそれぞれの自宅の門のまえや玄関の前に設置されているものです。
しかし、マンションの場合、それぞれの部屋の前まで郵便物が配達されるということは少ないでしょう。

マンションの場合では、その多くが建物の1階部分にすべての部屋の郵便物をまとめて配達することのできる集合ポストが用意されているのです。
そうしなければ郵便配達に莫大な時間がかかってしまうことになりますから、これは当然のことといえるでしょう。

そして、こういったマンションの集合ポストは、配達をする人はオートロックの外側から郵便物を入れ、住人は反対側から鍵をあけてその郵便物を取り出す、という仕組みになっていることが多いようです。

これは防犯上にもとても有効なこと。
オートロックの内側に入らずに郵便配達をすることができるということは、配達員を装った不審者が入り込むリスクを避けることができるということでもあります。
しかし、せっかくそのようなすぐれた防犯の仕組みがあっても、適切に利用していなければまったく意味がないのです。

たとえば、各家庭のポストには鍵がついていて、それをロックすることで第3者によって勝手にポストをあけることができないようになっていますが、この鍵を面倒だからとかけない人も意外と少なくないのです。

たしかに、郵便物を取り出すたびに鍵を開け閉めしていては余計な時間がかかりますから、その気持ちも分からないでもありません。
しかし、それはとても危険なことなのです。

また、ロックをしていても、それがすぐに空けることができる状態になっているケースもあります。
たとえば、ダイヤル式ロックの暗証番号が、「1111」とか「1234」のような簡単な№になっていたり、南京錠の鍵をポストの外から取り出せる場所にしのばせておくといった状態です。

このような集合ポストの管理が不十分なことで、事故やトラブルがおきても、それは自己責任ということになってしまいます。
つまり、多少めんどうだと感じても、鍵はきちんとかけて、郵便物を管理することが大切なのです。

集合ポストに関しても、普段の心がけがとても大切なのですね。