新聞は意外と見られている

マンションというのは、一軒家のように家を出るとすぐに屋外になるのではなく、いったん建物のなかの廊下に出ることができる仕組みとなっているので、そういった部分に防犯上の安心感を感じる、という方も少なくないでしょう。
しかし、そのようなマンションならではのメリットがある半面で、マンションだからこそ、気をつけなければならないこともたくさんあるんですよ。

マンションというのは、自分の家の玄関のドアのすぐ横にほかの家の玄関のドアがありますよね。
当たり前のことのようですが、じつはこれがマンションにおいて個人情報が漏れるきっかけとなりうるのです。
マンションの廊下というのは、意外といろいろな人が通るもの。
その階に住む住人だけが歩いているとは限らないのです。
オートロックなどの設備のないマンションであれば、通りがかりの全く知らない人でもマンション内に侵入することは可能となってしまいます。
マンションの出入り口にはたいてい受付があり、警備員や管理人が待機しているものですが、だからといって外部からの侵入者を完全に防ぐことができるというわけではありません。
多くのマンションには、駐輪場やごみ収集場所、あるいは駐車場といった場所に出入りするための裏口が設けられているでしょう。
人の少ない時間であれば、外部の不審者は管理人の目をかいくぐってこのような場所からマンション内へ侵入できてしまうのです。

また、意外と見落としなのが家のドアに取り付けられた新聞受け。
ここに新聞がたまっていると、家をあけていることが外部に対して筒抜けになってしまいます。
また、新聞が届いても夜になるまで取り込まないなども、生活パターンを予測される原因になることがあるので注意が必要。
さらにはどんな新聞をとっているのかということも、ドアの前を通るふりをしながら確認できてしまうなど、こちらも個人情報を読み取られる要因となることがあります。
つまり、マンションの建物の中であるからと安心するのではなく、新聞などは届いたらすぐに取り込み、マンションだからといって必ずしも安全ではないことを意識しておくことが大切なのです。
外部からの侵入者だけでなく、住人同士のトラブルも、残念ながら少なくないのが現状ですから、玄関をでたらそこは人目にさらされる「外」であるということを、つねに忘れてはいけないのでしょう。